今回はベランダのFRP防水に細かいヒビが入っているというお問い合わせをいただきました。私も見積もり担当と一緒にお客様のお宅に伺わせて頂きました。
忙しくてなかなかお時間の調整が難しいという事でしたが、何とか都合をつけて頂いて見積りに伺わせて頂きました。
お忙しい方もいらっしゃると思いますので、お客様の許可が頂ければ留守の間に見させていただくという事も可能です。
以前“雨樋から水があふれる原因は”でも触れましたが、今回のお客様も落葉が積もる地域にお住いの方で、ベランダの落葉掃除を始めたところ、FRP防水の床に細かいひび割れがたくさんある事に気づいてしまって掃除どころではなくなってしまったと言っていました。
築5年で年に1回は掃除していて、去年は特に気づかなかったようです。
今回のベランダはＦＲＰ防水で出来ていますがそこに細かいひび割れがたくさん入っているのが分かりますね。一部トップコートが剥がれている部分もありました。
「まだ築5年なのに補修工事をする事になるなんて思っていませんでした」
「金額はいくらくらいになりそうですか？結構な高額になりますか？10万円、20万円とかにな ってしまいますか？」
と、かなり落胆した様子でした。
一通り確認させていただいてからお客様に
「この状態なら表面のトップコートだけ直せば大丈夫そうなので、心配されているほどの高額にはならないと思いますよ。」とお話ししました。
「よかった、やはりプロに見てもらって話をすると安心できますよね」
と言って頂けました。
FRP防水は、ガラス繊維にポリエステル樹脂を塗り固めて防水層を作ります。この層は紫外線に弱いので保護するためにトップコートを塗布します。ひび割れもトップコートのひび割れなのか、防水層までのひび割れなのかによって補修方法や費用も変わります。
一般的な家のベランダ防水は、FRP防水、ウレタン防水、シート防水になります。いずれの工法もトップコートで防水層を保護しています。
ベランダは紫外線や風雨に加え、人が歩く場所なので、ひび割れや摩耗、色褪せなどが発生して外壁や屋根よりも傷みやすい部分になります。
小さなひび割れでも放って置いたらそこから雨が入り、雨漏りの原因になる事もあるようです。
雨漏りしてしまってからの修繕は費用が高額になってしまうケースも考えられます。
ちょっと大げさに言い過ぎかもしれませんが、小さなひびだから“まあいっか”と放置せず業者に点検してもらうことをオススメします。
年末の大掃除のついでに家の外回りの点検もしておくと安心ですね。
万が一、不具合を発見してしまった場合、当社は点検、お見積り無料なので”こんなことで電話してもいいの？”という内容でもお気軽に相談してください。
年末年始のお休みは12/30(木)～1/5(水)までになります。
気持ちよく年を越せるようにお家の外のメンテナンスもお忘れなく。
ご相談、お見積り無料です！お気軽にお電話してください
フリーダイヤル：0120-44-2729
