お気に入りのサイディングを一色で塗りつぶしたくない。 お気に入りの我が家、そろそろ塗り替えの時期。普通に塗装すると単色で塗りつぶされて物足りない。
2色塗り分け工法は、そんなお客様におススメの塗装方法です。
- 塗装は「一色で塗りつぶすしかない」と言われた、思っている。
- サイディング劣化が進み、クリヤー(透明)塗装が出来ない。
- 新築時のイメージを残したい。
- 立体感を持たせたい
外壁塗装の種類
2色塗り分け工法の紹介の前に、通常の外壁塗装の種類を説明します
通常、外壁を塗り替える場合、「1色塗り」「多色塗り」「クリヤー塗装」の3つから外壁の状態やお客様の好みで選びます。
1色塗り
外壁を単色の塗料で塗り替えする方法です。
シンプルで飽きのこない仕上がります。
多色塗り
外壁の1階と2階で色を変えたり、ベランダだけ違う色で塗り替える方法です。
白のベースに好みの色を入れたり、同系色を組み合わせる方が多いです。
クリヤー塗装(透明塗装)
透明な塗料で塗装する方法です。既存の外壁が、タイル調や、レンガ調の模様がデザインされているサイディングに使用します。透明な塗料なので模様などを塗りつぶさずに塗り替えが行えます。
ただし、劣化が進んだ外壁には塗装できませんので、クリヤー塗装をしたい場合は、~10年までに塗装する必要があります。
2色塗り分け工法
2色塗り分け工法(多彩塗り工法)は、サイディングの凹凸に合わせて色を塗り分ける方法です。
1色で塗りつぶすと、単調な印象になりますが、サイディングの出っ張っている部分と凹んでいる部分を違う塗料で塗り分けることで、立体感や重厚感のある外壁にすることができます。
せっかくの塗り替えを、個性的な仕上がりにしたい場合や、新築時のデザインサイディングを生かしたいけど、劣化が進んでクリヤー塗装は無理な場合などのお勧めする工法です。
下塗りと上塗り塗料の組み合わせを自由に選ぶことができます。
また、上塗りを厚く塗ったり、薄く塗ったりするとさらに変化を付けた塗り替えが可能になります。
手順
塗装手順は通常は3回塗りですが、2色塗り分け工法は1工程多く4回塗りで仕上げます。
下塗り→中塗り(1回目)→中塗り(2回目)→上塗り
下塗り 始めに下塗りシーラーで塗装します。接着剤の役割の有る塗料です。 |
中塗り(1回目) 凹んだ部分の色付けです。 |
中塗り(2回目) 中塗り塗料を再度塗り厚みを付けます。 |
上塗り 短毛のローラーを使い、出っ張っている部分を塗装します。 |
細部塗装 仕上の細かい場所は、筆を使って塗装します。 |
完工 2色塗り分け工法完成です。 |
施工事例
前橋市富士見町Y様 サイディング壁を2色塗り分け工法で塗装します
上記の塗装ではラジカル制御塗料での塗装でしたが、シリコン、フッ素などご希望の塗料での施工も可能です。
サイディングの2色塗分け工法に関心のある方はお気軽にお問い合わせください。