屋根工事 落雪被害を防ぐ雪止め

雪は一見柔らかくて軽そうに見えます。空から降る雪はそれほどの密度はありませんが、地上に積み重なると少しずつ固まり、密度も高まっていきます。

雪の重みは新雪でも1立方メートルあたり50kg、ざらめ雪になると500kgにもなります。これほど重さのある物が屋根から落ちてくると、通行人などに落雪で怪我を負わせたり、車や設備を壊してしまう可能性があります。

まさかの大雪による落雪被害を防ぐため、屋根に後付けできる雪止めを設置してみませんか?

落雪被害は雪止めで防ぐ

雪止めで落雪防止冬場でもあまり降雪がない地域では、屋根に雪止めを設置していない住宅がほとんどです。確かに温暖な地域では雪はあまり降りませんし、降っても雪が積もることはめったにありません。

しかし比較的雪の少ない群馬県の平野部でも、2014年2月には連続で雪が降ったため、かなり雪が積もりました。

そのため、落雪による被害が多数発生し、「雪の重みで雨樋が壊れた」「落雪でカーポートが壊れて駐車していた車も大きなダメージを受けた」「お隣に雪が落ちて外壁を傷つけた」などの相談が多く寄せられました。

「温暖な地域に住んでいるのだから、落雪の被害など考えなくても・・・」とお考えかもしれませんが、実際には落雪による被害が多く発生しました。

奇しくも2016年1月には、沖縄本島で観測史上初の降雪が確認されました。雪が滅多に降らない地域でも、いざ大雪が降れば大きな被害が発生します。

まさかの落雪被害を防ぐために、屋根の雪止めは必ず必要になります。

想像以上の重量 落雪は重くて危険

1立方メートル(1㎥)は縦・横・高さの三方がいずれも1メートルで、ふわふわの新雪でも1㎥で50kg、積雪により固く締まったざらめ雪になると1㎥あたり500kgになる場合があります。

名前 状態 雪1㎥の重さ
新雪 降ったばかりの雪 50~150kg
こしまり雪 降り積もってやや固い雪 150~200kg
しまり雪 雪の重みで固くしまった雪 250~500kg
ざらめ雪 氷粒のようにざらざらした雪 300~500kg

また、2階建ての建物では、2階の屋根の雪が1階の屋根に落ちると、その勢いで2階と1階の屋根の雪が合わさり、想像以上の重さと硬さの雪が落ちてきます。

これほどの重さの雪が人の頭上に落ちてくると、怪我だけでは済みません。実際に落雪による死亡事故も発生しています。

例えば、2006年に福島県の保育所で園児が落雪に埋まり、3名中1名が死亡するという事故がありました。

また、同年に北海道の大学構内で屋根からの大きな落雪により、大学生が雪山に埋まり一人亡くなっています。

一見軽く見える雪も、屋根に積もるうちに体積が増していくので、落下すると非常に危険です。

降雪による被害 雨樋や物品の破損

降雪によって発生する被害はさまざまですが、一番起こりやすいのは屋根に取り付けられた雨樋の破損です。

雪による雨樋の破損

雨樋変形 雨樋破損

雪の重みが雨樋にかかり変形したり、雪の重みに耐えきれなくなり、雨樋が破損し脱落したり、屋根から落下します。

落雪によるカーポート・車の破損

落雪によってカーポートが破損し、その下に駐車している車もダメージを受けます。

カーポートに穴 カーポート倒壊

落雪によってカーポート屋根のポリカーボネートに穴があいたり、カーポートの骨組みが雪の重みに耐えきれなくなり、カーポート自体が崩壊してしまいます。当然、下の車は大きなダメージを受けます。

落雪による植木・植栽の破損

落雪・積雪によって植木や植栽の破損が発生します。また、鉢植えの植物が植木鉢ごと破壊されることもあります。

雪止めを付けてご近所トラブルを回避

積雪による被害の修理に火災保険が適用できる場合があります
皆さんが大切なご自宅を守るために加入している火災保険、名前から火事による保険だと思われている方もいらっしゃいますが、火災保険は大雪などの、雪害にも保険が適用され、保険金を利用して修理ができる場合があります。

アサヒペイントでは火災保険の申請も、お手伝いできますのでお問い合わせください。

通常、火災保険はご自宅に対して適用されます。
お隣のお宅への被害には適用されない場合がほとんどです。

ご近所のトラブルを回避するためにも、雪止め金具の設置をお勧めします。

雪止めの設置で防げる被害

落雪被害による人身事故や物的損傷が多数発生しています。雪止めを設置することで、以下の4つの被害から住まいや暮らしを守ることができます。

落雪による被害(1) 通行人への被害
屋根の雪が道路に落下すると、落雪で通行人に怪我を負わせてしまう可能性があります。

(2) 隣家への被害
隣家との距離が近い場合は、家屋や設備に被害をもたらしてしまう可能性があります。

(3) 自宅や設備の被害
屋根に付けられた雨樋に被害を受けたり、カーポートや駐車中の車が落雪によって破損したり、植木が被害を受ける可能性があります。

(4) 住まいから出られなくなる可能性
落雪によって出入口が塞がれ、住まいへの出入りが困難になる場合があります。

雪止めの適切な取り付け位置

ご存知ですか? 雪止めには適切な取り付け位置があります。
雪止めの取り付け位置
一例として、雪止めを屋根の上部に付けてもあまり効果がありません。取り付けた位置より下の雪はそのまま滑雪し、落雪してしまうからです。

軒先に近い部分に付けるのもよくありません。軒先部分はその下に支えるものがないので重みに弱いからです。最悪の場合、軒先が変形してしまいます。

また、軒先に近い部分に雪止めを付けると、この部分に雪水が集中して溜まることになり、屋根材の下に水が染み込んで凍りやすくなります。

軒先の裏は軒天です。お部屋の上ならば屋根裏などの空間があるので凍りにくいのですが、軒先は上も下も寒気に晒されています。

凍結を繰り返すと凍害で屋根材が破壊されてしまったり、下地も腐食しやすくなります。

雪止めの設置は軒先より上の柱などの構造体がある位置、外壁の真上あたりが理想とされていますが、ここに集中して横一列などにつけてしまうと、ここばかりに重みが集中してしまい、やはりよろしくありません。

実際の取り付けには千鳥配置にするなどの工夫が必要です。

雪止めにはさまざまなタイプがあります

雪止めには建物や屋根の種類に応じたさまざまなタイプがあります。適切な種類の雪止めを選ぶことで、落雪や積雪の被害を防ぐことができます。

雪止め金具

雪止め金具屋根材と屋根材の間(スレートでいう縁切り部分)に挿し込み固定するタイプ。L地型、扇型、跳羽根型などさまざまな形状がある。
化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)、瓦、金属屋根に後付け可能
工事費用 800円/個~

雪止め瓦

雪止め瓦通常の瓦と交換して設置する。瓦の表面に取っ手のような突起があり、ここで滑雪を防止する。
交換(後付け)可能
工事費用 1000円/個~

アングル型

雪止めアングル断面がL字型になっている長い棒を屋根の傾斜方向に対して垂直に設置する。
金属屋根、化粧スレート屋根に後付け可能
工事費用 4500円/m~

金網型(フェンス型)

雪止め金具 金網型、フェンス型金網で屋根の多くの部分を被い、雪との摩擦を多くし、滑雪を防止するタイプ。屋根の端にコイル状のものや籠状のもの、フェンス状のものが追加されることもある。表面が滑りやすい太陽光パネルが設置された屋根に用いられることが多い。
化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)、瓦、金属屋根に後付け可能
工事費用はお問い合わせください。

金網型(太陽光パネル専用雪止め) ←お隣への落雪対策に最適です

太陽光パネル専用雪止めフェンス スノートラス太陽光パネル専用に開発された新しいフェンス型の雪止めです。通常のフェンス型よりコンパクトできているので、太陽光パネルで狭くなった軒先に設置ができます。屋根の下が玄関や駐車場、お隣と境界線が近い場合などにお勧めです。
化粧スレート(コロニアル・カラーベスト)、金属屋根に後付け可能
工事費用はお問い合わせください。

 

スノートラス(太陽光パネル専用雪止め)を設置している様子

 

雪止めは屋根工事のプロ、アサヒペイントにおまかせ下さい。雪止め設置のご相談・お見積りは無料です。

 

 

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